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関西の結納

関西地方の場合、結納は新郎側から新婦側へ贈るものであることから「結納を納める」という表現を使います。

結納品は関東に比べ豪華な結納飾りを使うことが多く、ふくさ、家紋入り風呂敷、広蓋の用意も必要です。

結納品の中心となるのが結納金を包んだ金包、これは「小袖料」「帯地料」「宝金」とも呼ばれます。

結納の前に行われる習慣が「扇子納め」です。

これはお見合いで双方に結婚の意志がある場合、もしくは結納までに期間がある場合などに、扇子を取り交わして結婚の意志を確かめ合うという習慣です。

「見合い扇子」「おさえ末広」と呼ばれることもあります。

さらに一部の地域では男性側からお酒を贈る「きめ酒」という習慣もあります。

松竹梅の水引飾りに結納金(小袖料)、酒料(家内喜多留/やなぎだる)、肴料(松魚料/しょうぎょりょう)、の合計3つに分けてお金を包みます。

酒肴料は結納金の一割程度を目安にします。

例えば結納金が100万円の場合、酒料5万円、肴料5万円になります。

目録の宛名でも地域により、書き方が変わってきます。

「家>」→「家」宛てになります。

関西式の結納では、目録を品目に数えませんので注意が必要です。

九州地方は、結納のしきたりを大変重んじる地域です。

結納の前にも、お茶や、鯛、お酒などを持参する、「久喜茶/くきちゃ」、「寿美酒/すみざけ」などと呼ばれる習慣があります。

九州では地方によって、通常の結納品に加えて「清酒」「お茶」「真鯛」の現物を用意します。

また、結納を重要な儀式として重んじていますので、結納飾りも豪華なものが多くなります。

「角樽」

お酒を入れる樽で角樽と呼ばれていますが、地方によってはこれを家内喜多留と呼ぶ事もあります。

正式には一対2本ですが、1本でも良いようです。

銘柄では、白鶴や松竹梅など、おめでたい銘柄が喜ばれます。

「御知家」

お茶のことで、何度も出さないようにと言う意味からこれで結婚を決め、再度こうした儀式を持つ必要が無いようにと言う意味から番茶が使われます。

「家喜鯛」

古くから縁起物として使われる鯛ですが、鯛は必ず夫婦でいる事から一生寄り添うと言う事で使われます。


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